「海のはじまり」弥生を救う“天使”海の言葉が神すぎた!

AI要約

目黒蓮主演のドラマ「海のはじまり」第4話では、水季と弥生の対比が描かれ、弥生の過去が明らかになる展開が注目を集めた。

弥生は過去に中絶を迫られ、支えがない中で苦しみ続けてきたが、水季は娘の出産に向けて決意を固めている。

弥生が過去のトラウマと向き合いながら、海や周囲の人々に支えられていく様子が描かれている。

「海のはじまり」弥生を救う“天使”海の言葉が神すぎた!

 22日に放送された目黒蓮(Snow Man)主演の7月期月9ドラマ「海のはじまり」(フジテレビ系で毎週月曜夜9時~)の第4話は、子を産む決意を固めていく水季(古川琴音)と、子を産むことができなかった弥生(有村架純)の残酷な対比が描かれる展開となり、長年苦しみ続けてきた弥生の琴線に触れた海(泉谷里奈)の言葉が注目を浴びた(※一部ネタバレあり)。

 自分の知らぬ間に水季が産んでいた娘の海と距離を徐々に縮めながらも、「認知する」「父親になる」ことは先送りにする夏(目黒)に対して苛立つ弥生。戸惑いながら「何に焦ってるの?」と問う夏に対して、弥生は「早く決めさせたかったのかも」「早くお母さんになりたかったのかも」と答え、中絶へと追い込まれていった過去を思い返した。喫茶店で恋人にエコーの写真を見せながら妊娠を告げるも、当時交際していた浅井(稲葉友)は「お金(中絶費用)は全額支払う」「ちゃんと責任取らせて」「いい選択だと思うよ」と中絶することを前提に話を進め、ブチ切れる視聴者の怒りの声が続々。「何が責任取らせてだよ」「中絶前提か…」「は?」「どうするかじゃないんだ…」「ありえんやろこの男」と非難ごうごうだった。

 浅井が去った後、ノンカフェインではなく「普通の」コーヒーを注文する弥生の心中に思いを巡らせる声が相次ぐなか、さらに追い打ちをかけたのが母親の心無い言葉。恋人が出産に乗り気でないことを知るなり「ムリだからね…」と子育ての協力を拒絶した挙句「お金ちゃんと出させないよ」と言い放った。

 一方、水季は母・朱音(大竹しのぶ)に中絶を告げ修羅場にもなるも、心の底では出産を望んでいる娘の意志を汲み取った父・翔平(利重剛)の優しさに導かれ、出産を決意。追い詰められた時にそばに頼れる存在がいた水季と、独りぼっちの弥生の対比を指摘する声もあった。

 かつて夏が海が産まれていたことに安堵し「ずっと自分が“殺した”って思っていたから」とつぶやいた時から、苦しみ続けていた弥生。ついに夏に子を産めなかった過去を打ち明け、夏は彼なりに弥生に寄り添おうとするも弥生は「許しが欲しいわけじゃない」「ただ自分が無理で」「自分をどうしたって許せない」と自分を責めるいっぽう。そんな弥生を思いがけず救ったのが海だった。