チャールズ国王、キレやすい性格がまた露呈 カミラ王妃を手助けしない従者を一喝

AI要約

エリザベス女王が亡くなった直後の2022年9月、チャールズ国王がイライラする場面が続いた。

ペンのインクが漏れて苛立つシーンやコートの袖を着せる際にもイライラを露わにした国王。

国王の短気な一面が公に知られ、関係者もその傾向を指摘している。

チャールズ国王、キレやすい性格がまた露呈 カミラ王妃を手助けしない従者を一喝

エリザベス女王が亡くなった直後の2022年9月、北アイルランドにあるヒルズボロ城を訪れたチャールズ国王。訪問者として記帳しているときペンのインクが漏れて苛立つシーンがニュースを賑わせた。

帳面にサインをした国王はインクが指についているのを見ると「なんてことだ。うんざりだ!」とブツブツ。文句を言いながら一緒にいたカミラ王妃にペンを渡した。ペンが手を離れても国王の苛立ちは収まらず「最悪だ! 耐えられない! まったく何もかも不愉快だ」と言っていた。

その数日後も国王はペンを巡ってイライラ。新君主として即位評議会に出席し一連の書類に署名をしたが、即位宣言にサインするときデスクの上にペンが変な風に置かれているのを見ると不快感を露わに。そばにいた側近を注意していた。

この2つの出来事ですっかり「短気な人」認定を下されてしまった国王。またしても公の場所でイライラし、スタッフにキレるところをカメラにキャッチされてしまった。事件が起きたのは先週、カミラ王妃と英国王室属領のジャージー島を訪れたとき。途中で雨が降り出したため王妃はコートを着ようとした。しかし片手に傘を持っていたこともあり、なかなか袖に腕が通せない。隣にいた国王はコートの袖を持って手伝おうとしたが、国王も傘を持っていたためなかなかうまくいかない。国王はすぐに苛立ちを態度に出すと後ろにいた従者を叱責。怒られた従者は王妃に近寄り、コートを着せかけていた。

事件は翌日にも勃発。国王はこの日カミラ王妃と国会の開会式に出席した。国王は慣例に基づいて長いローブを着用していたが、そのローブの裾をうまく広げることができなかった従者を怒っていたという。ウェブサイト「デイリービースト」などが報じている。

またしても立て続けに気が短いところを露わにしてしまった国王にイギリスマスコミはざわついている。しかし関係者は国王の態度にあまり驚いていない。王室の元スタッフは「国王にはとても短気なところがある。特にこの人は無能だと感じるとそれが顕著に出る」と同サイトに身も蓋もないコメントをしている。「国王と実際に仕事をしたことのある人なら誰もが言うだろうが、国王自身は常にきちんと準備をしている」。だから準備をしていない人を見るとすぐにイラッと来てしまうよう。「他の人たちがきちんと仕事をしていなかったり、国王のよく使う言葉で言うと『バカ』だったりするとかなりぶっきらぼうな言葉で怒鳴りつけることもある」。