三浦宏規「ステージで踊り死ぬ覚悟」セリフなし、全てを肉体のみで表現する舞台『BOLERO』アピール

AI要約

俳優の三浦宏規と東山義久が最終章の舞台「BOLERO」に登壇。

作品は全て肉体で表現し、ダンスにこだわりを持つ東山が25周年の節目に挑む。

三浦はバレエの経験を生かし、共演者との意気込みを語る。

三浦宏規「ステージで踊り死ぬ覚悟」セリフなし、全てを肉体のみで表現する舞台『BOLERO』アピール

 舞台「千と千尋の神隠し」などでも知られる俳優の三浦宏規(25)と東山義久(48)が18日、東京・有楽町のよみうりホールで、ENTERTAINMENT DANCE PERFORMANCE「BOLERO―最終章―」の公開舞台稽古と取材会に登壇した。

 今作は東山が2013年に立ち上げたプロジェクト「BOLERO」の最終章。セリフはなく、全てを肉体のみで表現する。東山は「今年で舞台の世界に入って25周年。キャリアがダンスで始まって、俳優とかいろいろとやらせていただいていますが、ダンサーが主体のオリジナル公演が無いように思えた。だったら僕が始めようと。3回目の今回は過去最高の作品と確信しています」と胸を張った。

 三浦は5歳からバレエを始め、数々のコンクールでの受賞経験を持つ。「キャリアのスタートがクラシックバレエから始まったので、ダンス公演にかける思いはすごく強い。題材がボレロで、東山さんと一緒に出来るということで、ステージの上で踊り死ぬ覚悟で挑みました」と意気込みを語り、神妙な面持ちで「1週間前の深夜に東山さんから電話が入って、『お前、そんなので終われるの』と問われまして。そんなわけで、5日前にソロが1曲増えました」と苦笑いした。

 三浦と姉弟役で出演する元宝塚花組トップの蘭乃はな(37)は出演15人の紅一点となるが、「負けずに良い踊りにします! ボレロで熱い夏にします」。三浦の「踊り死ぬ」という言葉を受けて「まず私が踊り死に、三浦くんが踊り死に、東山さんが踊り死ぬボレロとなっております」と笑みを浮かべた。

 最後に三浦は改めて、「素晴らしいダンサーに囲まれて刺激のある日々を送ってきました。お客さまには『絶対、劇場に来た方がいいよ』。それだけです」と自信ありげにアピール。東山も「僕らの肉体から、いろんな音楽、セリフを聞いて、それぞれがそれぞれの楽しみ方をされてほしい。千秋楽までどうぞよろしくお願いいたします」と来場を呼びかけた。