<飯沼愛>「VIVANT」「マイハル」経て夏のヒロインに 名作リメークにプレッシャーよりも「思う存分楽しもう!」

AI要約

飯沼愛さんが主演する連続ドラマ「南くんが恋人!?」が7月16日スタート。マンガ原案のリメーク作品で、男女逆転設定に注目が集まる。

飯沼さんは、1994年、2004年のドラマ版を見ており、新しい展開に期待を寄せている。過去の作品との違いを強調し、ファンに新しいシリーズを楽しんでもらいたいという意気込みを語る。

キャストや脚本陣の力量を高く評価し、原案の衝撃的なラストに挑戦することで、新たな一面を見せるドラマに仕上げたいとコメントしている。

<飯沼愛>「VIVANT」「マイハル」経て夏のヒロインに 名作リメークにプレッシャーよりも「思う存分楽しもう!」

 昨年話題となった日曜劇場「VIVANT」(TBS系)の天才ハッカー役で注目を集めた俳優の飯沼愛さん。7月16日スタートのテレビ朝日系連続ドラマ「南くんが恋人!?」(火曜午後9時)で主演を務める。これまで4回ドラマ化されている名作のリメークに挑む心境を、飯沼さんに聞いた。

 ドラマは、内田春菊さんのマンガ「南くんの恋人」(青林工藝舎)が原案。テレビ朝日では、1994年に高橋由美子さん&武田真治さん、2004年に深田恭子さん&二宮和也さんでドラマ化された作品で、今回令和初の実写化。ある日突然身長が手のひらサイズになった女子高生・堀切ちよみと、幼なじみの南くんの恋物語だが、今作ではキャラクター設定を“男女逆転”にリメークし、南くんが手のひらサイズになる。ちよみを飯沼さん、南くんを「FANTASTICS」の八木勇征さんが演じ、脚本は1994年版を手掛けた岡田惠和さんが担当する。

 今作で、テレビ朝日のドラマ初主演、ゴールデンプライム(GP)帯の連ドラ初主演となる飯沼さんは、2021年にTBSの女優発掘・育成オーディション「私が女優になる日」で約9000人の中から1位に選出され、俳優デビュー。以降「VIVANT」や「マイ・セカンド・アオハル」(TBS系)といった話題作に出演してきた。

 撮影に臨むにあたって、原案のマンガも読んだという飯沼さんに感想を聞くと「私が一番最初に見た『南くん』は(2015~16年にフジテレビで放送された)中川大志さんと山本舞香さんのドラマだったのですが、そのハッピーエンドの印象が強かったので、原案のラストにとても衝撃を受けました。今回のラストはどういった展開になるのだろうと、とても楽しみです!」と声を弾ませる。

 1994年版、2004年版のドラマも配信で見たといい「94年版は、時代を反映してかすごく攻めている印象でした(笑い)」と話しつつ、「南くんのキャラクターも今回の役柄と違っていて、過去作品を見たことで、新しいシリーズをお届けできる予感がしました」と力を込める。