大西礼芳「10年ぶりにこの映画祭に帰ってきた」、初参戦の岩田奏「世界初上映で皆さんがどんなふうに受け取るのか」【SKIPシティ国際Dシネマ映画祭2024】

AI要約

SKIPシティ国際Dシネマ映画祭2024が開幕し、オープニング上映作品は「初級演技レッスン」。登壇した俳優たちは作品について語った。

映画祭は21日まで開催され、オンライン配信も行われる。物語はアクティングコーチと子役俳優の関係を描いている。

主演の俳優たちは感慨深い再会を果たし、撮影した川口市立高校の施設についても言及した。

大西礼芳「10年ぶりにこの映画祭に帰ってきた」、初参戦の岩田奏「世界初上映で皆さんがどんなふうに受け取るのか」【SKIPシティ国際Dシネマ映画祭2024】

 若手映像クリエーターの登竜門といわれる「SKIPシティ国際Dシネマ映画祭2024」が13日、埼玉県川口市のSKIPシティで開幕。オープニング上映作品「初級演技レッスン」(串田壮史監督)舞台あいさつに主演を務めた俳優毎熊克哉(37)や大西礼芳(34)、岩田奏(15)らが登壇した。

 同映画祭は21回目。スクリーン上映は21日まで、オンライン配信は20日午前10時~24日午後11時まで行われる。「初級演技レッスン」は、父親とのトラウマを抱えたまま、時が止まったような廃工場で〝初級演技レッスン〟を開いたアクティングコーチの蝶野穂積が、即興演技を通じて、父を亡くした子役俳優・一晟や、寂しげな教師・千歌子の記憶に入り込み、彼らの人生をさかのぼっていくことで奇跡に出会う物語。

 大西は2014年に主演映画「時ノカケラ」が同映画祭短編部門にノミネートされており、10年ぶりに〝凱旋(がいせん〟となった。大西は「当時、大学を卒業したてで初めて東京に出てきて撮った映画だった。これから役者として東京でやっていけるのか不安だった。今回、10年ぶりにこの映画祭に帰ってこられて『また映画に参加させてもらえてますよ』と当時の自分に言いたい」と語った。

 同映画祭に初参戦となった岩田はやや緊張美味にあいさつ。「オープニング作品ということで本当にうれしい。『初級演技レッスン』の台本をもらって、串田監督にすてきな役をもらって、演技をしている時も楽しかった。世界初上映ということで、皆さんがどんなふうに受け取るのか楽しみな気持ちでいっぱい」と話した。

 大西と岩田は教師と生徒役で共演。SKIPシティの隣にある川口市立高校で撮影を行ったといい、岩田は「大学みたいな施設で、川口市立高校はうらやましいと思った。僕も高校1年生なのでうらやましい」と撮影を振り返った。