米俳優マイケル・ダグラスが長年支持してきたバイデン大統領への大統領選撤退要求に賛同

AI要約

米俳優マイケル・ダグラス(79)が、高齢不安が広がるバイデン米大統領について不安を口にし、退陣要求に賛同を示した。

ダグラスはバイデン氏を長年支持してきたが、最近の不安定さに懸念を示し、将来について深く憂慮していると語った。

また、バイデン大統領の退陣については避けたものの、民主党には才能豊かな候補がいると述べ、撤退後の候補探しに困らないとの見解を示唆した。

米俳優マイケル・ダグラスが長年支持してきたバイデン大統領への大統領選撤退要求に賛同

 米俳優マイケル・ダグラス(79)が、「高齢不安」が広がるバイデン米大統領について「不安」を口にし、11月の米大統領選からの撤退要求に賛同を示した。今年4月にハリウッドで資金集めイベントを主催するなど長年バイデン氏を支持してきたダグラスは10日、米ABCテレビのトーク番組ザ・ビューに出演。先月末に行われたテレビ討論会での不安定さを踏まえ、将来を「深く憂慮している」と語った。

 司会者からニューヨーク・タイムズ紙への寄稿でバイデン大統領に「高齢」を理由に退陣を迫ったクルーニーの論説についてコメントを求められると、「もっともな指摘だと思う」と同調。バイデン大統領のことはとても好きで、50年間に渡って人々のために献身的に働いてきたと称賛しつつも、「今回の選挙は非常に重要。今日、明日のことは心配していないが、1年後のことは心配。懸念している」と話した。

 退陣について直接的なコメントは避けていたものの、「民主党には大物議員や才能豊かな人材がそろっている」と話し、撤退後の候補探しには困らないとの見解を示唆した。(ロサンゼルス=千歳香奈子通信員)