俳優ニコラス・ケイジの長男が母への暴行容疑で逮捕、母は女優クリスティーナ・フルトン

AI要約

米俳優ニコラス・ケイジ(60)の長男ウィンストン被告(33)が母親で女優のクリスティーナ・フルトン(57)に暴行した容疑で逮捕された。被告は15万ドルの保釈金を支払い、釈放された。

フルトンは4月28日にロサンゼルスの自宅で口論となり、暴行を受けた。被告の友人から心配のメッセージを受けたフルトンは、被害を受けたことを報告。警察は事件を重罪の暴行事件として捜査中。

ウィンストン被告は過去にDV容疑で逮捕されたことがある。母親として心配するフルトンは支援を求めており、ケイジとの間には他にも子供がいることが報じられている。

俳優ニコラス・ケイジの長男が母への暴行容疑で逮捕、母は女優クリスティーナ・フルトン

 米俳優ニコラス・ケイジ(60)の長男ウィンストン被告(33)が10日、母親で女優のクリスティーナ・フルトン(57)に暴行した容疑で逮捕された。米ピープル誌によると、4月28日に母親に暴行を加えたとして自ら警察に出頭し、凶器による暴行容疑で逮捕されたという。同被告はその後、15万ドルの保釈金を支払い、釈放された。

 フルトンは4月28日にロサンゼルスの自宅で同被告と口論となり、暴行を受けたと報じられていた。自宅に救急車が出動したものの、本人が拒否したため病院には運ばれず、警察が現場に到着した際には被告の姿はすでになかったという。警察はこの件について、重罪の暴行事件として捜査しており、先月逮捕状が出されていた。

 フルトンは、声明で事件前に口論があったとのうわさを否定。「ウェストンの友人から、息子の精神状態が悪化していると助けを求める緊急メッセージを受け取った。私が到着すると、明らかに躁状態だった。数分のうちに私はひどい暴行を受け、負傷した」とコメント。「母親として、ウェストンの精神状態が悪化していることを深く悲しみ、心配している。切実に必要としている支援を受けることが不可欠」と述べている。

 1988年に交際していたケイジとフルトンは婚姻関係は結んでおらず、90年12月にウェストン被告が誕生した後に破局している。ケイジは元妻との間に次男カル=エル、21年に再婚した日本人妻のリコ・シバタさんとの間にも娘が誕生している。

 長年薬物やアルコール依存の問題を抱えてきたウェストン被告は、11年に当時の妻ニッキー・ウィリアムズへのDV容疑で逮捕されているほか、17年にも飲酒運転と接触事故で逮捕されている。(ロサンゼルス=千歳香奈子)