京極夏彦氏 幸四郎を絶賛「頼もしいことこの上ない」 「八月納涼歌舞伎」取材会
歌舞伎俳優の松本幸四郎が「八月納涼歌舞伎」の取材会に出席し、新作歌舞伎「狐花」を上演することが決定した。
作品は小説家の京極夏彦氏の「百鬼夜行」シリーズの世界を描き、幸四郎はこの日を夢見てきたと興奮を隠せない様子だった。
京極氏も幸四郎を高く評価し、「今の歌舞伎界を背負って立つ方だと思う」と述べ、幸四郎は照れ笑いを浮かべた。
歌舞伎俳優の松本幸四郎(51)が9日、都内で「八月納涼歌舞伎」(東京・歌舞伎座、8月4~25日)の取材会に出席した。
第3部で新作歌舞伎「狐花」を上演。
小説家の京極夏彦氏(61)の大人気小説「百鬼夜行」シリーズの世界を描く作品で、幸四郎は「夢の夢の夢くらいに思っていた。やっとこの日が来た」と興奮した。
京極氏は幸四郎を「若い頃から拝見していた」といい「頼もしいことこの上ない。今の歌舞伎界を背負って立つ方だと思う」と絶賛。幸四郎は照れ笑いを浮かべていた。