菊間千乃弁護士「早い者順」提案、都知事選選挙ポスター掲示板不足の解決策「結構空白ある」

AI要約

元フジテレビアナウンサーの弁護士、菊間千乃氏がテレビ朝日系番組に生出演し、東京都知事選でのポスター掲示板不足についてコメントした。

菊間氏はポスター掲示板が足りない問題について、候補者が自分の特に貼りたい場所を順番に貼るべきだと提案した。

立候補者の一人が不平等を訴え、2000万円の損害賠償を求めたと報じられている。

菊間千乃弁護士「早い者順」提案、都知事選選挙ポスター掲示板不足の解決策「結構空白ある」

 元フジテレビアナウンサーの弁護士、菊間千乃氏(52)が9日、テレビ朝日系「羽鳥慎一モーニングショー」(月~金曜午前8時)に生出演。7日に投開票された東京都知事選でのポスター掲示板不足について私見を述べた。

 番組では、立候補者の1人がポスター掲示板不足で東京都などを提訴したことを取り上げた。菊間氏は「家のそばの掲示場を見たときにすべてが埋まっているかというと、結構空白あるじゃないですか」と切り出した。

 都内に約1万4000カ所のポスター掲示板があるといい「そもそも同じ番号のところに、すべての候補者が1万4000枚貼ってるわけでもないので、だったら早い者順で、自分が特に貼りたい場所っていうのがあるだろうから、そこを順番に貼っていくという形にすれば、こういう問題もないのかなと」と続けた。

 そして「何で番号を選んで1番なら1番に1万4000カ所貼らないといけないのか」と投げかけた。

 さらに「増えた分の掲示板をつくると8億円ぐらいの費用がかかるっていうことで、今回はやらなかったというのがあるんでしょうけど、それはあくまで都の側の話であって。立候補者を平等に扱うっていうことからすれば、不平等だったのは間違いない」と語った。

 今回立候補した小林弘氏は掲示板の枠が足りず、クリアファイルを用いて枠外に貼ることになったのは不平等として、東京都などに2000万円の損害賠償を求めた。小林氏以外の候補者も提訴の意向だという。掲示板は最大48人のポスターが掲示できる。