『モアナと伝説の海2』屋比久知奈＆尾上松也が日本版声優を続投　吹替版特別映像も公開

　12月6日に全国公開されるディズニーアニメーション映画『モアナと伝説の海2』の日本版声優を、前作に引き続き屋比久知奈と尾上松也が務めることが決定した。

　本作は、壮大で美しい海が広がるポリネシアの島々で語り継がれる神秘的な伝説を基に、海を愛する少女・モアナが、傷つき悩みながらも、自分の進むべき道を見つけるため冒険に出る『モアナと伝説の海』の続編。前作は日本では2017年に公開され、観客動員数423万人、最終興行収入51.6億円を記録した。さらに、劇中でモアナが歌う主題歌「How Far I’ll Go」は、第89回アカデミー賞、第74回ゴールデングローブ賞で歌曲賞にノミネートされた。

　続編の監督を務めるのは、前作『モアナと伝説の海』ではストーリーアーティストとして参加したデイブ・デリック・ジュニア。長編アニメーションを手がけるのは本作が初となる。楽曲は、第64回グラミー賞最優秀ミュージカル・シアター・アルバム賞で、同部門を最年少受賞したアビゲイル・バーロウとエミリー・ベアーが手がける。さらに、前作に引き続き、オペタイア・フォアイとマーク・マンシーナも楽曲を担当する。

　本作の日本語吹替版では、再び海に選ばれた少女・モアナと半神半人で伝説の英雄であるマウイの声を、前作に引き続き、それぞれ屋比久と尾上が担当する。

　屋比久は、「モアナが新しい冒険に出るという事実がとても嬉しかったです」と笑顔を見せ、松也も「絶対に続いて欲しいと願っていました。続編が公開されるのは僕らにとってもサプライズでしたので、本当に楽しみで待ち遠しいです」語った。松也は屋比久との再共演について、「前作から色々とお仕事でもご一緒させて頂く機会がありましたので、お互いのイメージがつきやすくなりました。いい関係で望めるのではないかと、とてもワクワクしています」と期待を寄せた。

　また屋比久は、本作では欠かすことのできない大きな魅力の1つでもある音楽について、「どんな曲がくるのか、とてもドキドキしています。前作が本当に素晴らしい楽曲ばかりだったので、今回も新しい情景が見える楽曲が沢山あるんだろうな」と明かした。

　あわせて吹替版の特別映像も公開。映像では、島のリーダーとなったモアナが、家族と島民に見守られながら、新たな仲間と新しい船で再び海へ向かっていく。舞台は、前作から3年後。「私の新しい冒険が始まる。この海のどこかにいる仲間を探したい。たとえ、何があっても……」と決意を込めたセリフとともに、新たな運命に立ち向かう少し大人に成長したモアナの姿が描かれている。モアナのそばには、前作でも登場したニワトリのヘイヘイと本作ではモアナたちと一緒に旅に出る、海を怖がる泣き虫のブタのプアの姿も。海では優雅に泳ぐイルカの大群や神秘的な光を纏うジンベエザメなどの海の住人や、前作でも登場した旅路を邪魔する悪役だがどこか憎めないココナッツの海賊・カカモラたちも登場。そして、荒波から大きく舵を切った先に待ち受ける、船を飲み込もうとする不気味で巨大なものも。映像の最後には、風と海を司る半神半人のマウイとの再会シーンも確認できる。