人気絶頂のバンドが巻き込まれた冷戦の渦「ブラッド・スウェット&ティアーズに何が起こったのか?」

AI要約

ブラッド・スウェット&ティアーズ(BS&T)は1960~70年代に人気を博したロックバンドで、彼らが東欧ツアーで政治的な渦に巻き込まれた出来事を描いたドキュメンタリーが公開される。

映画は鉄のカーテンの向こうで撮影された秘密のフィルムや、メンバーや関係者の証言、未公開ライブ映像、アメリカ政府の文書などを通じて、時代背景や事件の真相を解き明かしている。

監督はジョン・シャインフェルドで、本作は音楽ファンだけでなく政治スリラーとしても楽しめる内容であり、BS&Tのメンバーが帰国後に直面した出来事までを含め、衝撃的な物語が展開される。

人気絶頂のバンドが巻き込まれた冷戦の渦「ブラッド・スウェット&ティアーズに何が起こったのか?」

1960~70年代に人気を誇ったロックバンド、ブラッド・スウェット&ティアーズ(BS&T)。東欧ツアーで彼らが巻き込まれた“政治の渦”に迫るドキュメンタリー「ブラッド・スウェット&ティアーズに何が起こったのか?」が、9月27日(金)より恵比寿ガーデンシネマ、シネマート新宿、シネ・リーブル池袋ほか全国で順次公開される。メインビジュアルと予告編が到着した。

“鉄のカーテン”の向こう側で撮影された門外不出のフィルム、BS&Tメンバーや関係者が提供した写真と証言、禁じられたロックに沸く聴衆が印象的な未発表ライブ映像、ニクソンとヘンリー・キッシンジャー国務長官が交わしたアメリカ政府文書、ルーマニアの秘密警察のファイル──。数多の機密データから、ロック史のみならず分断の世界史も明らかに。

監督は「PEACE BED アメリカVSジョン・レノン」(2006)「ジョン・コルトレーン チェイシング・トレーン」(2016)のジョン・シャインフェルド。「本作は音楽愛好家やBS&Tファンのためだけのものではない。政治スリラーであり、驚くほど力強い共鳴と、今日世界で起きていることとの類似性を持っている」と語っている。帰国したメンバーに待ち受ける事態まで、衝撃の一部始終を見届けたい。

監督:ジョン・シャインフェルド

出演:ボビー・コロンビー、スティーヴ・カッツ、デヴィッド・クレイトン・トーマス、ジム・フィールダー、フレッド・リプシウス(以上BS&Tメンバー)、クライヴ・デイヴィス(プロデューサー)

字幕:山口三平/2023年/アメリカ/112分

原題:What The Hell Happened To Blood Sweat & Tears?

配給・宣伝:ディスクユニオン 配給協力:アルファズベット

公式サイト:https://www.bloodsweatandtearsmovie.com/