小瀧望が“死神”に、ミュージカル「DEATH TAKES A HOLIDAY」ヒロイン役は山下リオ・美園さくら

AI要約

「ミュージカル『DEATH TAKES A HOLIDAY』」が、小瀧望主演で9月から11月に東京と大阪で上演される。1924年のイタリア戯曲「La morte in vacanza」が原作で、映画やリメイクも存在する。オフブロードウェイミュージカル版は宝塚歌劇団も上演し、今回は生田大和が潤色・演出を担当。小瀧望が死神役を演じる他、山下リオ、内藤大希なども出演。

物語は1920年代初め、イタリア北部の山道を走る車が主軸で、死神が登場するファンタジー要素が含まれる。生田はモーリー・イェストン氏の音楽に感激し、キャストとスタッフと共に作品を創り上げる喜びを述べている。一方、小瀧は映画「ジョー・ブラックをよろしく」ファンであり、死神役へのプレッシャーと興奮をコメントしている。

公演は東京と大阪で行われ、チケットの一般販売は8月17日に開始される。生田大和の熱いコメントや小瀧望の意気込みも含まれるこのミュージカルを心待ちにするはずだ。

小瀧望が“死神”に、ミュージカル「DEATH TAKES A HOLIDAY」ヒロイン役は山下リオ・美園さくら

小瀧望が主演を務める「ミュージカル『DEATH TAKES A HOLIDAY』」が、9月から11月にかけて東京と大阪で上演される。

本作のもととなっているのは、イタリアの劇作家アルバート・カゼッラが1924年に発表した戯曲「La morte in vacanza」。ウォルター・フェリスが1929年に「Death Takes A Holiday」として同作を英語で戯曲化したのち、1934年には同タイトルで映画化(邦題「明日なき抱擁」)され、1998年にはブラッド・ピット主演で映画「ミート・ジョー・ブラック」(邦題「ジョー・ブラックをよろしく」)としてリメイクされた。

本作のオフブロードウェイミュージカル版は、ミュージカル「TAITANIC」で知られる脚本のピーター・ストーンと作詞・作曲のモーリー・イェストンにより誕生。2011年にオフブロードウェイで初演され、日本では昨年、宝塚歌劇団により上演された。今回は宝塚版と同じく、潤色・演出を生田大和が担当する。出演者には死神 / サーキ役の小瀧をはじめ、Wキャストでヒロインのグラツィア役を演じる山下リオ、美園さくら、そして東啓介、内藤大希、皆本麻帆、斎藤瑠希、宮川浩、月影瞳、田山涼成、木野花らが名を連ねた。

時は1920年代の初め。深夜、イタリア北部の山道を走る車があった。車には、1人娘グラツィアの婚約をヴェニスで祝った帰りのランベルティ公爵一家が載っていた。突如“闇”にハンドルを取られた車はスピンし、グラツィアは夜の闇に投げ出されてしまう。大事故にもかかわらずグラツィアは無事だったが、彼女は自身に“何か”が起こったと感じていた。同じ夜遅く、死神がランベルティ公爵の元を訪ね……。

潤色・演出の生田は「敬愛するモーリー・イェストン氏の楽曲にのせて、死神の視点で人生の意味を問いかける、このミュージカルを、主演・死神(と、東欧からやってきたチャーミングなプリンス!)役の小瀧さんをはじめ、個性と技量、それぞれの経験豊かな俳優の皆様、この作品を愛するクリエイター・スタッフ陣と共に創ることができる事に、喜びと幸せを感じています。この『出会い』によって起きるであろうケミストリーに、私自身、ワクワクしています」とコメント。

映画「ジョー・ブラックをよろしく」のファンだという小瀧は「死神が人間の力や姿を借りて下界に降りてくるというファンタジーであり、難しい役どころを、手探りで進めていくことになると思いますが、とても楽しみです。ありふれた役じゃないだけに役者冥利に尽きます!」と意気込みを語った。

公演は9月28日から10月20日まで東京・東急シアターオーブ、11月5日から16日まで大阪・梅田芸術劇場 メインホールで行われる。チケットの一般販売は8月17日にスタート。

■ 生田大和コメント

明日が来なくても、愛は消えない――

生きる事。愛と死。そして命とは何か。

敬愛するモーリー・イェストン氏の楽曲にのせて、死神の視点で人生の意味を問いかける、このミュージカルを、主演・死神(と、東欧からやってきたチャーミングなプリンス!)役の小瀧さんをはじめ、個性と技量、それぞれの経験豊かな俳優の皆様、この作品を愛するクリエイター・スタッフ陣と共に創ることができる事に、喜びと幸せを感じています。

この「出会い」によって起きるであろうケミストリーに、私自身、ワクワクしています。

どうぞ、ご期待ください!

■ 小瀧望コメント

まさか死神という、人間ではない役を演じる事になるとは思ってもいませんでした。

元々この作品の映画(リメイク版)が好きで、ブラッド・ピットさんが演じられた役ですので、同じ役に挑める事にプレッシャーを感じつつも興奮しています。

死神が人間の力や姿を借りて下界に降りてくるというファンタジーであり、難しい役どころを、手探りで進めていくことになると思いますが、とても楽しみです。

ありふれた役じゃないだけに役者冥利に尽きます! 頑張りたいと思います。

■ ミュージカル「DEATH TAKES A HOLIDAY」

2024年9月28日(土)~10月20日(日)

東京都 東急シアターオーブ

2024年11月5日(火)~16日(土)

大阪府 梅田芸術劇場 メインホール

□ スタッフ

作詞・作曲:モーリー・イェストン

潤色・演出:生田大和(宝塚歌劇団)

□ 出演

死神 / サーキ:小瀧望

グラツィア:山下リオ / 美園さくら

エリック:東啓介

コラード:内藤大希

アリス:皆本麻帆

デイジー:斎藤瑠希

ヴィットリオ:宮川浩

ステファニー:月影瞳

ダリオ:田山涼成

エヴァンジェリーナ:木野花

フィデレ:宮下雄也

ロレンツォ / 飛行教官:西郷豊

伊藤彩夏 / 井上弥子 / 岡施孜 / 蟹々々エミ / 上條駿 / 熊澤沙穂 / 篠崎未伶雅 / 鈴木亜里紗 / 高瀬育海 / 長澤仙明 / 丹羽麻由美 / 武藤寛 / 安井聡 / 吉井乃歌