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世界の名著をマンガ化「KADOKAWA Masterpiece Comics」シリーズ始動、第1弾は5作品
新シリーズ「KADOKAWA Masterpiece Comics(KMC)」が始動し、国内外の名作をコミカライズする取り組みがスタートした。
「KMC」では厳選された物語を現代性やエンターテイメント性にこだわり、注目のマンガ家が起用される。第1弾から2025年1月までのラインナップが発表されており、将来的にも作品の充実が期待されている。
公式サイトでは著名人の推薦コメントが掲載されており、またキャンペーンも展開されている。参加方法や締切など詳細は公式サイトで確認できる。
![世界の名著をマンガ化「KADOKAWA Masterpiece Comics」シリーズ始動、第1弾は5作品](/img/article/20240603/665d40dd92b74.jpg)
国内外の名著をコミカライズする新シリーズ「KADOKAWA Masterpiece Comics(KMC)」をKADOKAWAがスタート。本日6月3日に公式サイトがオープンされた。
「KMC」では、100年後も“マスターピース”間違いなしの物語を厳選。現代性やエンターテイメント性にこだわり、コミカライズには新進気鋭のマンガ家を起用する。第1弾ラインナップとして、7月20日には沙嶋カタナが描くポール・ギャリコ「猫語の教科書」を刊行。続いて鯨庭による柳田国男「遠野物語」が9月、中村環によるパウロ・コエーリョ「アルケミスト」が11月、寺田浩晃による筒井康隆「残像に口紅を」が2025年1月発売予定でラインナップされた。コミカライズ作家は未定だが、2025年3月にF・スコット・フィッツジェラルド「グレート・ギャツビー」も発売予定だ。
公式サイトでは「KMC」のプロジェクトに共感する著名人として、女優の杏、小説紹介クリエイターのけんご、編集工学者・松岡正剛、クリープハイプの尾崎世界観、知識集団・QuizKnock、独立研究者・山口周のコメントを掲載。また図書カードNEXT1000円分が30人に当たるキャンペーンも開催されている。応募方法は「KMC」のX(旧Twitter)公式アカウントをフォローし、対象の投稿をリポストすること。締切は6月17日になっている。
■ 「KADOKAWA Masterpiece Comics」推薦コメント
□ 杏
まだ見ぬ世界へ。
踏み出せるその一歩は、漫画が背中を押してくれる。
□ けんご
漫画の形をした、読書への〝入口〟です。
原作本が、無性に読みたくなりました。
□ 松岡正剛
この扉を開けると、
セカイが痺れていく。
名著は変身自在なのである。
□ クリープハイプ・尾崎世界観
漫画はどこにでも連れて行ってくれて、小説はいつでも待っていてくれる。
このシリーズが多くの旅のきっかけになることを願っています。
□ QuizKnock
「読んでみたい」を後押ししてくれる考え抜かれたラインナップ。本棚に並べるのが楽しみです。
□ 山口周
人類の叡智がマンガで読める。いい時代になったものです。