今年4月の有効求人倍率「1.26倍」で前月比0.02ポイント減 物価高などで製造業中心に求人減少

AI要約
今年4月の有効求人倍率は1.26倍で、前月から0.02ポイント減少。製造業や建設業で求人が控えられる傾向があり、物価高騰の影響が指摘されている。前月には16か月ぶりに増加していた有効求人倍率が再び減少に転じた。原材料価格の高騰が新規求人数に影響を与えている。製造業では7.8パーセント、建設業では3.9パーセントの減少が見られ、求人状況が厳しさを増している。
今年4月の有効求人倍率「1.26倍」で前月比0.02ポイント減 物価高などで製造業中心に求人減少

今年4月の有効求人倍率は、前の月から0.02ポイント減り「1.26倍」でした。物価高などの影響を受け、製造業を中心に求人を控える動きがみられています。

厚生労働省によりますと、仕事を探している人1人に対し何人分の求人があるかを示す今年4月の有効求人倍率は、前の月から0.02ポイント減り、「1.26倍」でした。

先月の有効求人倍率は、16か月ぶりに前の月から増加していましたが、今月、再び減少に転じました。

企業からの新規の求人は、原材料の価格が高騰している影響などから前の年の同じ月と比べて、「製造業」で7.8パーセント、「建設業」では3.9パーセントの減少となりました。