「プロになりたい」 北海道の子どもたち、プロ棋士に挑む 名人戦

AI要約

北海道紋別市で開催された名人戦七番勝負第5局1日目では、15人の子供たちがプロ棋士と指導対局を楽しんだ。

プロ棋士は5人と同時に対局し、子供たちに将棋の楽しさを伝えた。

参加した子供たちは将棋に真剣に取り組み、将来プロ棋士を目指す意欲を見せた。

「プロになりたい」 北海道の子どもたち、プロ棋士に挑む 名人戦

 北海道紋別市で開かれている名人戦七番勝負第5局1日目の26日は舞台と同じホテルオホーツクパレスで指導対局があった。市内のほか、札幌市、東川町などから小学生~高校生までの15人が参加。3人のプロ棋士に挑んだ。

 子どもたちと対局したのは真田圭一八段、田中悠一六段、竹部さゆり女流四段。プロ棋士はそれぞれ同時に5人を相手にする「五面指し」で子どもたちに胸を貸した。

 紋別将棋同好会の道場に通う紋別中1年の見上結珂(ゆうが)さんは「なかなか攻められなかったけれど、よい手も見つけられた。藤井聡太名人とも戦ってみたいし、プロも目指したい」と指導対局を楽しんだ様子。札幌市の小学1年、林駿希(しゅんき)さんは「プロと将棋ができて、うれしかった。(藤井名人と同い年の)伊藤匠七段のようなプロになりたい」と笑顔をみせた。【本多竹志】