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プロ棋士の熱血指導 「未来の名人」真剣に 名人戦第5局
北海道紋別市で行われたプロ棋士による指導対局の様子。参加者は15人で、3人のプロ棋士から指導を受ける。
中学生や小学生も参加し、真剣な表情で指導を受ける様子。見上さんや林さんが感想を述べる。
27日には大盤解説会も予定されており、盛り上がりが期待される。
![プロ棋士の熱血指導 「未来の名人」真剣に 名人戦第5局](/img/article/20240526/6652af1daade1.jpg)
藤井聡太名人(21)に豊島将之九段(34)が挑戦する第82期名人戦七番勝負(毎日新聞社、朝日新聞社主催)の第5局1日目の26日、北海道紋別市のホテルオホーツクパレスでプロ棋士による指導対局が行われた。同市内を中心に「未来の名人」15人が参加した。
指導するのは、真田圭一八段、田中悠一六段、竹部さゆり女流四段の3人。参加者は5人1組になって、プロ棋士がそれぞれの盤面を指導した。15人は午前10時から正午まで、休憩をはさみながら真剣な表情で熱血指導を受けた。
市内の将棋道場に通う中学生の見上結珂(ゆうが)さんは竹部女流四段と対戦。「なかなか攻められなかったけど、いい手を見つけられて良かった」。札幌市から来た小学1年・林駿希(しゅんき)さんは、真田八段と対局し「楽しかった。目標は伊藤匠七段」と笑顔を見せた。
27日には3棋士による大盤解説会も予定されている。【本多竹志】