山岳遭難相次ぐ…防災ヘリで救助

AI要約

滋賀県内で25日、登山者による山岳遭難が相次ぎ、2人が負傷した。いずれも命に別条はない。

滋賀県警によると、71歳女性が登山道で滑落し左腕を骨折、救助された。別の45歳女性も登山中に足を滑らせて転倒し左すね骨折の疑いがある。

県警は暑い季節になるため熱中症対策や登山届の提出を怠らず、安全に登山するよう呼びかけている。

 滋賀県内で25日、登山者による山岳遭難が相次ぎ、2人が負傷した。いずれも命に別条はない。

 滋賀県警甲賀署によると、同県甲賀市土山町大河原の登山道で午前8時10分頃、三重県鈴鹿市の女性(71)が滑落。左腕を骨折するなどし、1時間40分後に滋賀県防災ヘリで救助された。

 また、高島署によると、午後3時35分頃には、高島市鹿ヶ瀬の登山道で、大阪府吹田市の女性(45)が砂地で足を滑らせて転倒し、高島市消防本部の隊員に救助された。左すね骨折の疑いがあるという。

 県警は「これから暑くなる季節。熱中症対策などの準備や登山届の提出を怠らず、安全に登ってほしい」と呼びかけている。