消費税減税で財政パンク 立民・枝野氏

AI要約

枝野幸男前代表は消費税を減税すると日本の財政がパンクする恐れがあると述べた。

立民は消費税率5%への時限的な引き下げを訴えていたが、次期衆院選の公約原案には消費税減税が盛り込まれていない。

枝野氏は円安が続くことで放漫財政にならないよう注意を呼びかけ、今減税することは絶対禁句だと強調した。

 立憲民主党の枝野幸男前代表は25日、さいたま市内で講演し、「消費税を単純に減税したら日本の財政がパンクする」と述べた。

 立民は2021年の衆院選や22年の参院選で消費税率5%への時限的な引き下げを訴えたが、次期衆院選の公約原案に消費税減税は盛り込んでいない。

 枝野氏は円安が続く為替市場に触れ、「日本は放漫財政にはしませんと明確にしなければ、ハイパーインフレが起こりかねない。今減税するというのは絶対禁句だ」と強調した。