「うん」「なるほど」の連発は要注意…国山ハセン(33)が和田アキ子・安住紳一郎から教わった“対話術”

AI要約

元TBSアナ国山ハセン(33)が、“憧れの本田圭佑”との初対面で「あまり話しかけなかった」理由について語る。

国山ハセンが対話における適切なリアクションとして相づちの重要性を強調し、過度な相づちの打ち方についてアッコにおまかせ!の経験を交えて説明。

相づちや「なるほど」の適切な使い方についてのアドバイスを述べる。

「うん」「なるほど」の連発は要注意…国山ハセン(33)が和田アキ子・安住紳一郎から教わった“対話術”

〈元TBSアナ国山ハセン(33)が、“憧れの本田圭佑”との初対面で「あまり話しかけなかった」理由〉 から続く

 元TBSアナウンサーで、現在はビジネス映像メディア「PIVOT」の番組プロデューサー兼MCとして活躍する国山ハセンさん(33)。今年4月には、「対話力」にフォーカスした自身初の著書『 アタマがよくなる「対話力」 相手がつい教えたくなる聞き方・話し方 』(朝日新聞出版)を上梓した。ここでは、同書より一部を抜粋して、ハセンさん流の対話術を紹介する。(全2回の2回目/ 1回目 から続く)

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 対話を促進するリアクションの1つとして「相づち」をおすすめしましたが、相づちはたくさん打てばいいというものではありません。

「ハセン、頷(うな)ずきすぎや!」

 未熟だった私を、愛情たっぷりに(?)叱ってくださったのは、あの「アッコさん」こと和田アキ子さんでした。

 TBS入社2年目から5年、アシスタント役として進行を務めた情報番組『アッコにおまかせ!』の放送後にお食事をさせていただいたときのことだと思います。

 まだ経験も浅く、芸能界の“大御所”と呼ばれるアッコさんを前に緊張していた私は、ちゃんと話を聞いていることをアピールしようという気持ちが前に出てしまったのでしょう。必要以上にハイペースで相づちを打っていたようです。

 カクカクと顔が上下に振れるように連続して相づちを打つと、聞いているようで聞いていない「わかったふり」の態度として受け取られ、相手を不快な気持ちにさせるリスクがあります。

 話している本人からすると、「まだ最後まで話し終わっていないのに、本当にわかっているの?」とイラッとしますよね。

 同じように「なるほど」の連発にも要注意です。

 理解を示す「なるほど」は、適度に使えば非常に有効なのですが、使いすぎると軽々しい印象になり、一転してネガティブに。