首相、27日に日中韓会談出席 交流拡大、経済協力を議論

AI要約

岸田文雄首相が韓国・ソウルを訪問し、27日の日中韓首脳会談に出席する。会談では交流拡大や経済協力が重要な議題となる見通し。

日中韓首脳会談では、人的交流や持続可能な開発、経済・貿易、公衆衛生などの分野で具体的な協力を盛り込んだ共同宣言の取りまとめが行われる。

会談後には日中韓ビジネスサミットにも出席し、3カ国の経済団体が集まる場で協力について話し合う予定。

 岸田文雄首相は、26日に韓国・ソウルを訪問する。27日に開かれる日中韓首脳会談に出席し、交流拡大や経済協力の促進を見据えて意見を交わす。北朝鮮の核・ミサイル開発や、ロシアのウクライナ侵攻も議題に上る見通し。日本政府は24日、主な日程を発表した。

 日中韓首脳会談は2019年12月の中国開催以来。岸田首相、中国の李強首相、韓国の尹錫悦大統領が参加する。人的交流や持続可能な開発、経済・貿易、公衆衛生などの分野で具体的な協力を盛り込んだ共同宣言を取りまとめる方向だ。終了後の共同記者発表で成果を説明する。

 3首脳は会談後、3カ国の経済団体が集う「日中韓ビジネスサミット」にも出席する。