立民パーティー、自公が批判 岡田氏ら開催「言行不一致」 衆院委

AI要約

衆院政治改革特別委員会は24日、自民、立憲民主両党などが政治資金規正法改正案に関する審議を行った。

自民党の山下氏は立民が提出した政治資金パーティー禁止法案と矛盾する行動に言及し、立民側は法律遵守を主張した。

立民内でのパーティー開催計画について党内での整合性の欠如が指摘され、本庄氏は各議員の判断に委ねる方針を説明した。

立民パーティー、自公が批判 岡田氏ら開催「言行不一致」 衆院委

 衆院政治改革特別委員会は24日、自民、立憲民主両党などがそれぞれ提出した政治資金規正法改正案に関して審議した。

 自民の山下貴司氏は、立民が政治資金パーティー禁止法案を提出したにもかかわらず、岡田克也幹事長ら党幹部がパーティー開催を予定しているとして「法律が通らなければやり続けるというスタンスか」と批判。立民の本庄知史氏は「現行法に基づいて適法に行われている」と答弁し、問題はないと反論した。

 立民では大串博志選対委員長が6月にパーティーを計画していることが既に明らかになっている。山下氏によると、4月25日に安住淳国対委員長が開催し、今月27日に岡田氏が予定しているという。公明党の中川康洋氏は「整合性が取れない。党内不一致、言行不一致ではないか」と指摘した。

 本庄氏は「法案成立、施行前にパーティー自粛を求めることはせず、各議員の判断に委ねるのが党の方針だ」と説明した。