スタジオジブリに名誉パルムドール 仏カンヌ映画祭で式典

AI要約

フランスで開かれている第77回カンヌ国際映画祭で、ジブリに名誉パルムドールが授与された。

団体が俳優に贈られる賞を受賞するのは初めて。

宮崎監督の長男が受賞式に出席し、スタッフに感謝の言葉を述べた。

 【パリ時事】フランスで開かれている第77回カンヌ国際映画祭で、宮崎駿監督のアニメーション映画などを制作するスタジオジブリに20日、長年の功績をたたえる「名誉パルムドール」が授与された。

 俳優らに贈られるこの賞を団体が受賞するのは初めて。

 式典にはジブリを代表し、宮崎監督の長男で監督の吾朗氏が出席。壇上でトロフィーを受け取ると、スタッフの献身をねぎらった上で「世界中のファンたちがジブリを愛してくれたからこその今回の賞。本当にありがとうございました」と感謝を述べた。観客らは大きな拍手で受賞を祝福した。