空飛ぶ毛ガニ、網走で「春カニ合戦」…200人が美味奪い合い

AI要約

春カニ合戦in網走」イベントが行われ、5000人以上の来場者が流氷で育ったおいしいカニを楽しんだ。

参加者はカニまきでカニを奪い合い、たくさんの毛ガニやズワイガニを手に入れて喜んでいた。

会場では毛ガニの即売会やカニ料理の販売も行われ、家族連れに人気だった。

 流氷に含まれる栄養で育ったおいしいカニをPRするイベント「春カニ合戦in網走」が19日、北海道網走市の道の駅「流氷街道網走」特設会場で開かれた。

 この日は青空が広がる絶好の行楽日和。市内外から約5000人が来場する盛況ぶりだった。呼び物の「カニまき」は午前と午後の計2回行われ、抽選で選ばれた計200人が参加。みこしとステージから緩衝材で包んだ毛ガニやズワイガニなどが参加者に向けて投げられた。参加者は頭上にかごを差し出すなどして、飛んでくるカニを奪い合った。

 札幌市中央区の会社員(22)は毛ガニ2杯やカニの形をしたかまぼこなどを獲得。「こんなに取ることができてうれしい。毛ガニは家族と食べます」と笑みを見せていた。

 会場では、ゆでたての毛ガニの浜値即売会やタラバガニの巻きずし、カニめしなどの販売もあり、家族連れらの人気を集めていた。