突然閉鎖の美容専門学校の生徒救済へ 愛知や岐阜の少なくとも14校が受け入れる意向 入学金免除や授業料減額なども検討
愛知県小牧市の美容専門学校が経営破綻により閉鎖を決定、在校生や新入生が受けた損失が話題に
周辺の美容専門学校が生徒受け入れを表明、一部は入学金免除や授業料減額を検討
愛知県は生徒救済に動き、各学校も協力する意向を示す
美容専門学校が突然の閉鎖を決めた問題。他校が生徒を受け入れる意向です。
愛知県小牧市の「愛知中央美容専門学校」は、出資会社の経営破綻により5月末の閉鎖を決定しました。
在校生は1年分の学費50万円、ことし入学した生徒は入学金や授業料など合わせて最大105万円をすでに支払っていますが、学校側はいずれも返金は5万円のみとしていました。
専門学校などが加盟する団体によりますと、この問題を受け、愛知や岐阜の美容専門学校など少なくとも14校が、生徒を受け入れる意向を示しているということです。
このうち一部の学校は、入学金の免除や授業料の減額なども検討しています。
愛知中央美容専門学校を所管する、愛知県の大村秀章知事は「生徒の救済についてやれることはやっていきたい」と述べました。