福島でCO2を排出せずに製造した水素を東京で 都営バスなどで使用開始

AI要約

福島県で二酸化炭素を排出せずに製造した水素を都内で利用する取り組みが始まりました。

水素製造施設「FH2R」では太陽光発電を利用し、二酸化炭素を排出せずに水素を製造しています。

東京都では水素を都内に運搬し、水素ステーションでの提供を開始し、都営交通の燃料電池バスも水素の充填を行っています。

福島でCO2を排出せずに製造した水素を東京で 都営バスなどで使用開始

福島県で二酸化炭素を排出せずに製造した水素を都内で継続的に利用しようと、東京都は都営バスなどでの使用を開始しました。

福島県浪江町にある施設「FH2R」では、太陽光発電を使って二酸化炭素を排出せずに水道水から水素を製造しています。

東京都は、きょうから毎月「FH2R」の水素2600立方メートルを都内に運搬し、江東区区にある水素ステーションでの提供を開始しました。

【小池都知事「水素エネルギーの社会実装、そして福島県の復興がうまく相まって加速していくことを期待しております」】

この水素ステーションでは、都営交通の燃料電池バスも水素の充填を行います。

都は今後、FH2Rの水素を取り扱う水素ステーションを拡大したい考えです。