「会津まつり」に綾瀬はるかさん登場 あいにくの雨、会津弁で気遣い

AI要約

会津地方の秋の訪れを告げる「会津まつり」のメインイベントである「会津藩公行列」が約600人の出演者によって開催された。

綾瀬はるかさんがNHK大河ドラマ「八重の桜」の衣装をまとって特別参加し、雨にもかかわらず多くの観衆が沿道で行列を応援した。

会津若松市の女性は綾瀬さんの参加に感謝し、毎年たくさんの人々が会津に訪れることを喜んでいた。

「会津まつり」に綾瀬はるかさん登場 あいにくの雨、会津弁で気遣い

 福島県の会津地方に秋の訪れを告げる「会津まつり」のメインイベント「会津藩公行列」が22日あり、会津を治めた歴代の領主らに扮(ふん)した約600人が会津若松市の中心市街地を練り歩いた。

 幕末の旧会津藩を舞台にしたNHK大河ドラマ「八重の桜」(2013年)で主人公の山本(新島)八重を演じた綾瀬はるかさん(39)が、今回もドラマの八重の衣装をまとって特別参加した。

 まつり初日の21日は、荒天のためちょうちん行列や会津磐梯山踊りが中止に。22日も時折強い雨に見舞われた。綾瀬さんは出陣式でのあいさつで「雨が降っているけど、さすけねえか(大丈夫ですか)」と会津弁で参加者を気遣い、「目いっぱい楽しんで最高の一日にしましょう」と呼び掛けて拍手を浴びていた。

 あいにくの天気にもかかわらず多くの人が沿道を埋め、行列を応援していた会津若松市の30代女性は「綾瀬さんが毎年参加してくれるのは感謝しかない。そのおかげで会津にこれだけの人が来てくれている」と喜んでいた。【錦織祐一】