認知症予防に食生活改善 「カレー」が有効?

AI要約

認知症予防のために食生活の改善が有効とされる中、カレーが注目を集めている。

カレーに含まれるクルクミンがアルツハイマー型認知症の原因となる脳内物質を減らす効果が期待されており、研究結果でも認知症リスクの低下が示唆されている。

カレーを食べることで健康寿命を延ばすために、多くの人が積極的に取り入れている。

21日は「世界アルツハイマーデー」。予防には「食生活の改善」が有効だというのですが、国民食カレーが注目されています。

2040年には、日本の高齢者3人に1人が「認知症」か「軽度認知障害」になると推計されています。若い世代からも不安の声が聞かれました。

30代

「メモしようと思って携帯を開いて、そのままツイッター(X)開いて1時間、2時間たってあれ? 家族に認知症の人とかもいたので対策はしていきたい」

すでに対策を始めている30代も。

30代

「この間、おばあちゃんが亡くなった。認知症から脳梗塞みたいになって、家族の名前もわからなくなった。食事をいちばん気をつけてます。肉や野菜や良質な油をとるようにしてる」

食生活の改善は、認知症の半数以上をしめる「アルツハイマー型認知症」の予防にも有効だと専門家は話します。

認知症診療医 ブレインケアクリニック・今野裕之名誉院長

「お食事であったりとか睡眠不足であったりとか(改善して)“健康にいい生活習慣”を心がけることが大事」

専門家がすすめる食品は…

認知症診療医 ブレインケアクリニック・今野裕之名誉院長

「身近な食品としてはカレー」

そのカレーに含まれる「クルクミン」という成分が、「アルツハイマー型認知症」の原因となる脳内物質を減らす効果が期待できるというのです。

この働きに目をつけ、シンガポールで高齢者1010人を対象に行われた研究では、月に1回以上カレーを食べる人は、まったく食べない人に比べて認知症のリスクがおよそ半分になるという結果も。

こうした研究結果をカレーを食べているみなさんに伝えてみると…

週1でカレー

「週1でアルツハイマーの対策はできてそうなので、このまま続けようと思います」

ほぼ毎日カレー

「8月からほぼ毎日くらい(カレー)食べてます」

――これからもたくさん食べる?

ほぼ毎日カレー

「頑張ってたくさん食べます」