3連休直撃か?中国上陸の台風がUターンで日本に…秋雨前線活発化し東北から九州まで警報級の大雨の恐れ

AI要約

台風14号は、沖縄本島付近を通過した後、急激に進路を変更して東に向かい、東北や北陸で激しい雨をもたらしました。

暖かく湿った空気により発生した線状降水帯など、台風14号の影響で日本各地で被害が相次いでいます。

台風14号は、週末にかけて秋雨前線に吸収される見込みであり、東北から九州にかけて大雨のおそれが高まっています。

3連休直撃か?中国上陸の台風がUターンで日本に…秋雨前線活発化し東北から九州まで警報級の大雨の恐れ

台風14号は、18日夜から19日朝にかけて沖縄本島付近を通過。

その後、中国に向かっていました。

中国・上海の映像では、道路が川のように見えています。

各地で冠水被害が相次いでいます。

当初、台風14号はこのまま中国大陸で温帯低気圧に変わる予想でした。

しかし、急激に進路を変更。

Uターンし、東に向かいます。

これは、秋ごろに西から東に向けて吹く偏西風の影響とみられます。

20日、秋田県では線状降水帯が発生するなど、東北や北陸で非常に激しい雨が降りました。

この雨は、台風14号の暖かく湿った空気により秋雨前線が活発化したものです。

このあと、東に進路を変える見込みの台風14号は21日以降、この秋雨前線に吸収される形で温帯低気圧に変わる見込みです。

このため、秋雨前線の活動が活発化するとみられ、週末は東北から九州の広い範囲で警報級の大雨となるおそれがあり、厳重な警戒が必要です。