「警察官の名刺を見せて脅していた」検察側が指摘 強制性交等傷害など複数の罪に問われる元愛知県警機動隊の男 起訴内容を一部否認

AI要約

元・愛知県警機動隊の男が強制性交等傷害などの罪に問われて起訴内容を一部否認。

井上陽被告は女子児童や20歳の女性に暴行や脅迫を加え、PTSDを発症させたとされている。

弁護側と検察側の主張が対立する裁判が名古屋地裁で開かれた。

「警察官の名刺を見せて脅していた」検察側が指摘 強制性交等傷害など複数の罪に問われる元愛知県警機動隊の男 起訴内容を一部否認

強制性交等傷害など複数の罪に問われている元・愛知県警機動隊の男。起訴内容を一部否認しました。

起訴状などによりますと、元・愛知県警機動隊の巡査長で千種区に住む井上陽被告(29)は、当時小学生だった女子児童の手首を縛って性交しようとしたほか、当時20歳の女性を脅迫して暴行し、PTSD(心的外傷後ストレス障害)を発症させるなどした強制性交等傷害など複数の罪に問われています。

17日に名古屋地裁で開かれた裁判員裁判で、弁護側は一部の事件について、「性交する目的はなく、わいせつに留まる」などと起訴内容を一部否認しました。

続く冒頭陳述で検察側は「女性には警察官の名刺を見せて脅していた」などと指摘しました。