深夜の西麻布に3匹の「ハクビシン」過去には歌舞伎座でも目撃…相談件数は10年間で約2.5倍以上に 東京・港区

AI要約

東京都心で3匹のハクビシンが電線を歩く様子が目撃され、都内でのハクビシン相談件数増加が問題化している。

ハクビシンは都心部に進出し、家屋に侵入する可能性もあるため、市区町村に相談するよう呼びかけが行われている。

過去にも都心でのハクビシンの目撃例があり、外来生物として都民の警戒が必要とされている。

深夜の西麻布に3匹の「ハクビシン」過去には歌舞伎座でも目撃…相談件数は10年間で約2.5倍以上に 東京・港区

港区・西麻布で、電線の上を歩く3匹のハクビシンの姿がカメラに捉えられた。東京では、ここ10年でハクビシンの相談件数が増加。家屋に侵入し住み着く恐れがあることから、都は、天井裏から足音などが聞こえた際には市区町村などに相談するよう呼びかけている。

東京・港区の西麻布で午前0時半ごろ、ビルが建ち並ぶ都心のど真ん中で、綱渡りのように電線をつたって歩く3匹の動物の姿が目撃された。

動画の撮影者:

もうビックリしました。ビルの上にある電線の所から、何かが3頭出てきたんですよ。

家族全員一致で、ハクビシンだねって。(都会に)慣れていて、なんとも堂々と歩いていました。

慣れた様子で夜の西麻布を闊歩していた、“シティーハクビシン”。過去には東京・中央区の歌舞伎座で、エスカレーターを歩く姿が目撃されている。

東京都のデータでは、ハクビシンの生息域は都心部にどんどん拡大していて、この10年間で都民からの相談件数は約2.5倍以上に増加している。

外来生物のハクビシンは、家屋に侵入し住み着く恐れがあることから、東京都は、天井裏から足音などが聞こえた際には市区町村などに相談するよう呼びかけている。

(「イット!」 9月16日放送より)