【独自】「うちでラストにして」参拝後に授与所でお守り2つを窃盗 約490年の歴史ある神社で人がいなくなる隙つく卑劣な犯行 広島市
男が神社でお守りを盗んで犯罪を犯し、御朱印を受け取った後に支払いをしない様子が描かれている。
神社の関係者は男を警察に通報し、対応を求めている。
犯人は慎重に犯行を行い、お金を払わずに立ち去った。
広島市中区の神社に現れた男。
誰もいない隙を狙って、目の前のお守りにすーっと手を伸ばします。
罰当たりすぎる“お守りドロボー”です、
空鞘稲生神社 禰宜・内田久紀さん:
神社という神聖な場所でそういうことができる方がいるのはすごく残念。
13日、罰当たりな行動があったのは約490年の歴史がある空鞘稲生神社。
リュック姿の男がさい銭箱に近づき、お金は入れなかったものの、丁寧に参拝しています。
次に男が向かったのは、御朱印などがもらえる「授与所」。
男が持つ御朱印帳には、多くの御朱印がずらり。
御朱印帳を手渡し、職員が奥へといなくなると、何かを確認するようにあたりをぐるりと見渡します。
すると、目の前のお守りを手に取り、元あった場所は別のお守りで隙間を埋めて、財布の中へ。
さらに、もう一つ同じように別のお守りをすーっと移動させ偽装。
そのまま胸ポケットにしまいます。
お守り2つで2000円。朱印料は500円で、合計2500円の支払いになるはずですが、御朱印の代金、500円のみ支払って立ち去っていったといいます。
空鞘稲生神社 禰宜・内田久紀さん:
神社自体は御朱印とか集めているので好きな場所なのかなとは勝手に思っている。なのでうちでしたことでラストにしてほしい。
神主は、警察に通報・相談したということです。