「SUPER EIGHT」ファンの聖地 神社の宮司が2億円超の所得隠しか
東京・北区にある神社で、アイドルグループのファンから「聖地」と呼ばれていた神社で宮司が所得隠しをしていたことが発覚しました。
宮司は7年間で収入の一部を私的に流用し、東京国税局からおよそ2億5000万円の所得隠しを指摘されました。
神社は「SUPER EIGHT」のファンから愛される聖地として知られ、大きな法人収入があったとされています。
アイドルグループのファンから「聖地」と呼ばれていた東京・北区にある神社で収入の一部を宮司が私的に流用し、東京国税局からおよそ2億5000万円の所得隠しを指摘されていたことが分かりました。
東京国税局から所得隠しの指摘を受けたのは、北区の「赤羽八幡神社」を運営する宗教法人と代表の男性宮司です。
関係者によりますと、男性宮司は2023年までの7年間で、さい銭やお守りの販売などで法人が得た収入の一部、およそ2億5000万円を生活費などに流用していたということです。
東京国税局は宮司の流用分は「給与」にあたると認定し、法人と宮司に重加算税を含めておよそ1億3000万円の追徴課税したということです。
この神社は、「∞」を記した御守りなどでアイドルグループ「関ジャニ∞」から改名した「SUPER EIGHT」のファンから「聖地」として親しまれ、多額の法人収入があったということです。
男性宮司は「すでに納税は済ませています」とコメントしています。