自転車ヘルメット着用率17% 微増も地域差解消課題、警察庁

AI要約

全国の警察が7月、街頭で自転車利用者のヘルメット着用率を調査し、前年比3.5ポイント増の17.0%だったことが明らかになった。

都道府県別では、最高の愛媛が69.3%、最低の大阪は5.5%で、地域差が課題となっている。

警察庁は秋の全国交通安全運動でヘルメット着用を重点項目として呼びかける予定だ。

 全国の警察が7月、街頭で自転車利用者のヘルメット着用率を調べた結果、前年同期比3.5ポイント増の17.0%だったことが12日、警察庁のまとめで分かった。都道府県別では最高の愛媛が69.3%、最低の大阪は5.5%で、地域差の解消が課題。警察当局は21~30日の「秋の全国交通安全運動」でも重点項目として着用を呼びかける。

 ヘルメット着用率の調査は、昨年4月の改正道交法施行で着用が努力義務となったことを受けて実施し、昨年7月に続いて2回目。都道府県別では、独自に条例を定めるなどする愛媛が前回に続いて最多で、大分の48.3%、群馬の40.4%が続いた。