関東 17日頃まで内陸で猛暑日続出 異例の残暑いつまで? 天気の急変にも注意

AI要約

関東では猛暑が続くため、熱中症と天候の急変に注意が必要。

台風13号の影響が関東には直接は及ばないものの、暖かく湿った空気が流れ込む可能性がある。

明日以降も晴れ間が続くが、局地的に雨雲が発生し、激しい雨や突風に注意が必要。

関東 17日頃まで内陸で猛暑日続出 異例の残暑いつまで? 天気の急変にも注意

関東は引き続き、熱中症と天気の急変に注意。この先1週間程度は、最高気温が35℃前後まで上がるような、異例の残暑がしばらく続く予想。涼しくなるのはいつ?

関東は、今日11日(水)も晴れて気温が上がりました。最高気温は埼玉県鳩山町で37.2℃と、体温超えの暑さ。関東のアメダスの29地点で、最高気温35℃以上の猛暑日となりました。この厳しすぎる残暑は明日12日(木)以降も続くでしょう。また、天気の急変にも注意が必要です。台風13号は今後も発達しながら南の海上を北上し、14日(土)には「強い」勢力となり、15日(日)にかけて沖縄付近を進むでしょう。関東への直接的な影響はないものの、暖かく湿った空気の流れ込みが続きそうです。

明日12日(木)以降も晴れ間が出ますが、午後を中心に局地的に雨雲が湧くでしょう。短時間の雨でも、1時間に30ミリ以上の激しい雨が降るおそれがあります。また、発達した雨雲の下では落雷や竜巻などの激しい突風が吹く可能性もあり、最新の雨雲レーダーを確認するなど注意が必要です。

雨が降りやすいのは山沿いや内陸部ですが、14日(土)は東京都心など南部の平野部でも一時的に雨が降るでしょう。

日中は、9月とは思えないような暑さも続きます。最高気温は、東京都心では33℃から34℃くらいの日が多く、暑さが和らいでも一時的となるでしょう。内陸はさらに気温が高く、13日(金)と17日(火)は前橋で36℃の予想です。統計開始以来、最も遅い猛暑日(日最高気温35℃以上)は、宇都宮で9月10日(2019年)、前橋で9月12日(1990年・1999年)、さいたまで9月14日(2023年)と、今週中にも記録を更新するかもしれません。

19日(木)以降は、前線の影響で雨の降る日が多くなるため、気温の上がり方もこれまでとは変わりそうです。東京都心でも最高気温が30℃を下回るような日が続くようになり、彼岸を境に季節が進むでしょう。

朝晩も、この時期としては気温が高いですが、日ごとに日が沈むのが早くなります。秋の月といえば、中秋の名月。今年は、9月17日(火)が中秋の名月で、18日(水)が満月です。今日11日(水)の最新の予想では、9月17日(火)は関東の広い範囲で満月に近いお月様が見られるでしょう。