「どれが高い?」2人組の男がトレカ100枚、1千万円超を強盗か 大阪
大阪市中央区のトレーディングカード販売会社で強盗事件発生。男2人組が社員を脅して100枚のカードと現金を奪い逃走。
社員は縛られたが自力でひもをほどき110番し、被害状況を伝えた。
犯人はサングラスとマスクで顔を隠し、高価なカードを狙っていた。
9日午前3時半ごろ、大阪市中央区島之内のトレーディングカード販売会社の事務所に男2人組が押し入り、刃物を突き付けて社員2人を脅し、事務所内にあった約100枚のカードを奪って逃走した。被害総額は1千万円以上とみられる。社員にけがはなかった。大阪府警南署が強盗事件として捜査している。
同署によると、従業員はロープで体を椅子に縛りつけられたが、自力でひもをほどき、午前6時前に110番した。事件当時、社員は交流サイト(SNS)で人気のカードを紹介するライブ配信を行っており、配信後に2人組が侵入し、社員の口や手足をロープや粘着テープで縛ったという。
男らは「カードはどれが高い」などと聞いた上で、約100枚のカードと現金約25万円を奪って逃げた。
2人組はいずれも黒っぽい服装でサングラスをかけ、マスクを着用していた。