維新、兵庫知事の辞職要求へ 斎藤氏は続投の考え

AI要約

兵庫県の斎藤元彦知事のパワハラ疑惑について、日本維新の会が辞職と出直し選挙の実施を求める申し入れを行った。

維新の藤田文武幹事長は、県政の停滞を理由に出直し選挙を提案し、斎藤氏は続投を表明。

前回知事選で推薦した斎藤氏に対し、維新は辞職を要求し、県民の納得を得ることが重要視されている。

維新、兵庫知事の辞職要求へ 斎藤氏は続投の考え

 兵庫県の斎藤元彦知事のパワハラ疑惑などを巡り、日本維新の会は9日午後、斎藤氏に辞職と出直し選挙の実施を求める申し入れを行った。

 申し入れに先立ち、維新の藤田文武幹事長は国会内で記者会見し、「県政の停滞を招いているのは事実だ。出直し選挙で県民の信を問うのが適切だ」と述べた。一方、斎藤氏は9日午前、県庁で記者団に改めて続投する考えを示した。

 維新は2021年の前回知事選で斎藤氏を推薦した。しかし、県議会調査特別委員会(百条委員会)での斎藤氏の証言に関して、「県民の納得する説明になっていない」などと判断し、辞職を要求する方針に転じた。