もし「自分は孤独かもしれない」と思ったら、読んでください。 元自衛官のぱやぱやくんの「おひとりさま」のススメ 元幹部自衛官が教える人間関係のサバイバル術

AI要約

一人でいることを「孤独」と勘違いされがちな世の中で、Xフォロワー約30万人の元自衛官ぱやぱやくんは、「一人でいることが好き」という選択肢を支持します。

一時期は「一人はとてもさみしい」と考えて他人と馴れ合おうとしたが、むなしい経験をして気づき、今は「本当の孤独は周りのつまらない会話に愛想笑いするとき」と理解している。

自分を大切にするために他人の期待に振り回されず、自分らしさを保つことが大切だと説く。

もし自分が一人でいることが好きだと感じるなら、他人の「寂しそうだね」という言葉に左右されずに自分らしく生きることが重要。

一人でいることが大好きであった経験を通じて、他人に合わせて無理に行動することのむなしさを痛感し、自己肯定感を高めることが重要であると説く。

自分が楽しいと思えることを追求し、他人と同じように振る舞うことに意味がないことを実感している。

一人でいることが好きであることは自己肯定感を高める大切な選択であり、他人の期待に囚われずに自分を大切にして生きることが重要である。

他人と違う選択をすることに対して後ろめたさを感じる必要はなく、自分自身の幸福を追及することが大切である。

もし「自分は孤独かもしれない」と思ったら、読んでください。 元自衛官のぱやぱやくんの「おひとりさま」のススメ 元幹部自衛官が教える人間関係のサバイバル術

 一人でいることを「孤独」と勘違いされがちな世の中で、Xフォロワー約30万人の元自衛官ぱやぱやくんは、「一人でいることが好き」という選択肢を支持します。一方で、無理に他人と馴れ合うことで生まれる「本当の孤独」は避けるべきとも…。あなたらしさを失わないための心構えを、著者の最新作『社会という「戦場」では意識低い系が生き残る』から抜粋・再編集してご紹介します。自分を大切にするためのヒントを見つけてみませんか?

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 世間的に、一人でいることは「孤独」であると勘違いされがちです。

 このように言っている私も友達が少ないので、ときどき「一人でいるとさみしいでしょう」と言ってくる人に出会うことがあります。

 

 しかし、ここで見落とされていることがあります。

 それは「一人でいることが好き」という人も一定数存在しているということです。

 もしあなたがそのような傾向にあるならば、他人の「寂しそうだね」なんていう言葉に心を揺るがされてはいけません。

 

 今の私は一人でいることが大好きですが、一時期は「一人はとてもさみしい」と考える時期もありました。

 SNSで楽しそうなパーティーをしている同年代の写真、「仲間は最高!」と語る本などを見て、「自分も友達を増やそう!」と思って行動をしたこともありました。

 あまり興味がない内容のパーティーに参加して、交友関係を広げてみようとしたことがありました。そして、気づいたことがあります。

 知らない人と仲良くなって、相手の趣味をとりあえず頷うなずきながら聞いている瞬間。そして、知りもしない話題に愛想笑いをしている瞬間。これらはとってもむなしいのです。

 それからというもの、「本当の孤独は、一人でいるときじゃない。周りのつまらない会話に愛想笑いしているときだ」と心の底から思うようになりました。

 そもそも私が一人で行動していたのは、気が合わない人たちと一緒にいても楽しくないからだったのです。

 それなのに、周りの声に惑わされて「こんな自分じゃダメだ」とわざわざパーティーに参加をすること自体が大きな過ちだったのです。