上智大生殺害から28年、東京 遺族ら現場で献花式

AI要約

1996年、東京都葛飾区で上智大学生が自宅で殺害、放火された未解決事件が28年目を迎え、献花式が行われた。

警察庁は有力情報提供者に最大300万円の懸賞金を支払うため、捜査特別報奨金の応募期間を1年間延長した。

警視庁の亀有署に情報提供する際は、電話03(3607)0110へ。

 東京都葛飾区で1996年、上智大4年の小林順子さん=当時(21)=が自宅で殺害、放火された事件は9日、未解決のまま発生から28年を迎えた。事件現場では、遺族や警視庁の捜査員が献花式を実施した。

 献花式の後には、近くの京成電鉄柴又駅前で亀有署員らが情報提供を求めチラシなどを配布。警察庁は9日、事件解決に結びつく有力情報の提供者に支払う公的懸賞金(捜査特別報奨金)の応募期間を、来年9月8日まで1年間延長した。上限額は300万円。市民団体が上限500万円の私的懸賞金も出している。

 情報提供は警視庁亀有署、電話03(3607)0110。