国際情報オリンピック 日本代表の中高生が金2銀2獲得

AI要約

第36回国際情報オリンピック(IOI2024)がエジプト・アレクサンドリアで開催され、日本代表が金メダル2つ、銀メダル2つを獲得した。

大会には世界91カ国・地域の高校生362人が参加し、問題解決能力を競った。

日本代表は毎年4人ずつ派遣され、22回目の参加。次回は来年ボリビアで開催される予定。

国際情報オリンピック 日本代表の中高生が金2銀2獲得

第36回国際情報オリンピック(IOI2024)が9月1日から6日までエジプト・アレクサンドリアで開催され、日本からは中高生4人が参加。金メダルを2人が、銀メダルを2人が獲得した。文部科学省と情報オリンピック日本委員会が発表した。

大会には、世界91カ国・地域 の高校生ら362人が参加し、効率の良いアルゴリズムの設計や実装など、数理情報科学の問題解決能力を競った。

金メダルは参加者の成績上位者約12分の1に、銀メダルは続く約12分の2に、銅メダルは続く約12分の3に与えられる。日本代表の結果は次の通り。(敬称略)

尼丁祥伍(あまちょう・しょうご、兵庫・灘高校3年) 金メダル

太田克樹(おおた・かつき、東京・筑波大学附属駒場高校2年) 金メダル

平澤由埜(ひらさわ・ゆうや、神奈川・神奈川大学附属中学校3年) 銀メダル

林涼太郎(はやし・りょうたろう、東京・筑波大学附属駒場高校3年) 銀メダル

尼丁さんは昨年に続いて2年連続の金メダル獲得となった。

日本代表は1994年から3年間派遣された後、中断を経て2006年から毎年4人ずつ派遣されている。今年は22回目の参加だ。今大会の代表4人は、国内大会である日本情報オリンピックの参加者2508人の中から選抜された。第37回国際情報オリンピックは、来年ボリビアで開催される予定。代表を選抜する国内大会が現在開催中だ。