吉田晴美氏「国民生活の底上げ、収入増を実現」 代表選所信表明

AI要約

立憲民主党代表選に立候補した4氏の中で、吉田晴美衆院議員が自身の政治ビジョンを語った。教育費の無償化や最低賃金の引き上げなど、市民生活の向上に取り組む意向を示している。

吉田氏は広報力強化を図り、国民とのコミュニケーション手段を改善する考えを示している。立憲民主党の新しい姿を作り上げる決意を表明している。

吉田晴美氏「国民生活の底上げ、収入増を実現」 代表選所信表明

 立憲民主党代表選が7日告示され、野田佳彦元首相(67)、枝野幸男前代表(60)、泉健太代表(50)、吉田晴美衆院議員(52)の4氏が立候補した。

 吉田氏の所信表明は次の通り。

 これまでの慣習にとらわれない等身大の政治の形をつくりたい。一期生に何ができるんだ、ということがあるかもしれないが代表選の常識を変えていきたい。

 経済は教育と分けて考えられない。企業の力は人、人の力は教育だ。あなたが望むなら、そこには必ずチャンスがある。そういう国にしていきたい。

 生きづらさを抱える子供たちがたくさんいる。少子化の原因とも言われる教育費の無償化を実現したい。

 経済面でまず先にやらなければいけないのが国民生活の底上げ、収入アップだ。最低賃金の全国一律1500円を目指す。それとセットで中小企業の社会保険料免除も3年間行う。130万円の年収の壁もスピード感を持って変えていく。

 立憲は広報が苦手だと言われる。私が代表になったら新しい形の国民とのコミュニケーション手段を考えていきたい。【安部志帆子】