立民代表選の仕組み 740ポイントの争奪戦、過半数獲得なければ決選投票

AI要約

立憲民主党代表選が告示され、4人の候補が投票に向けて競い合う状況になった。

有権者は国会議員や公認候補予定者、地方議員、党員・協力党員から成り、ポイント制で投票が行われる。

前回の代表選では、決選投票が行われ、最終的に勝利を収めた泉代表が再び立候補している。

立民代表選の仕組み 740ポイントの争奪戦、過半数獲得なければ決選投票

7日に告示された立憲民主党代表選は、有権者の投じた票が「ポイント」に換算され、合計740ポイントの過半数を獲得した候補が当選となる。

代表選には、野田佳彦元首相(67)、枝野幸男前代表(60)、泉健太代表(50)、吉田晴美衆院議員(52)の4人が立候補し、23日の投開票に向けて論戦をスタートさせた。

有権者は、衆参両院の国会議員136人と国政選挙の公認候補予定者98人、地方議員1236人、党員・協力党員11万4792人。

国会議員には1人2ポイント、公認候補予定者には1人1ポイントの計370ポイントが割り振られる。地方議員と党員・協力党員には半分の185ポイントがそれぞれ与えられ、候補に「ドント方式」で配分される。

最初の投票で過半数を獲得する候補がいなければ決選投票が行われる。

泉氏と逢坂誠二氏、小川淳也氏、西村智奈美氏の4人が争った令和3年11月の前回代表選では、泉氏が1回目の投票でトップになったものの過半数に達せず、決選投票で逢坂氏を破った。