新スイーツ12種類ずらり「和洋折衷」がコンセプト「しるこサンド」の松永製菓 工場内直売所「シルコッテ」オープン カフェも併設

AI要約

松永製菓が新しい店舗『シルコッテ』を開き、12種類の新商品が発売された。

新商品は「しるこサンド」のマインドを引き継ぎつつ、和洋折衷のアイデアが凝らされている。

松永製菓は製造能力を2倍に増やし、今後も“プチぜいたく”なお菓子を強化していく予定。

新スイーツ12種類ずらり「和洋折衷」がコンセプト「しるこサンド」の松永製菓 工場内直売所「シルコッテ」オープン カフェも併設

1966年の発売以来名古屋を始め多くの人に愛される「しるこサンド」製造する「松永製菓」が、工場に併設する新しい店舗を開きました。12種類の新商品が発売となりました。

(畑中大樹記者)

「6日オープンしたこちらの店舗、開店から約1時間がたちましたが、今も行列が続いています」

ここは松永製菓の「しるこサンド」を製造する愛知県小牧市の本社工場のすぐそば。6日オープンした新店舗『シルコッテ』。39年ぶりに新設された工場の中にできた直売所です。店内には色とりどりのさまざまな商品が並んでいますが、ほぼ全てが店舗限定販売のお菓子。

松永製菓の看板商品は「しるこサンド」。この新店舗に並ぶのは、フィナンシェにようかんを入れたお菓子や、スコーン風の生地であんこともちを包んだお菓子など。いずれもコンセプトは、「和洋折衷」です。

(松永製菓広報部 可兒里奈さん)

「商品すべて和洋折衷。「しるこサンド」のマインドが入っている。いろいろな掛け合わせがあると思う。若手社員のアイデアを生かしながら、私たちだからこそできる商品を作りたい」

松永製菓の直売所としては初めてカフェスペースももうけられました。「シューコッテ」を試食してみると…

(畑中大樹記者)

「シュー生地がもちもちで、あんこの甘さとバタークリームの香りが合わさって、とてもおいしいです」

「しるこサンド」の「和洋折衷」を踏襲しつつ、より洗練されたお菓子。客はどう受け止めたのでしょうか。

「おしゃれな感じ。さっぱりとしていておいしい」

「(母校の)小学校が近く、昼になると甘い香りがしてきて食べたくなった」

Q.たくさん買いましたね

「9品ぐらい。おしゃれな感じでヨーロッパみたいな」

「(しるこサンドは)小牧の名物。新しい商品ばかり、また改めて来たい」

実は、松永製菓では、ビスケットにあんこのクリームを挟んだ2015年発売の「生しるこサンド」など「プレミアムライン」と位置づけるお菓子が好調。

その需要に応えるべく工場を増設し、製造能力を2倍に増やしました。松永製菓は、工場併設の新店舗『シルコッテ』のオープンに合わせて12種類の新商品を開発し、今後も“プチぜいたく”なお菓子を強化していく考えです。

(松永製菓広報部 可兒里奈さん)

「コロナ禍を経て、自分へのご褒美としても需要が拡大していて、贈答品の部門を拡大していきたい」