園バスに置き去りにされ重度の熱中症に…河本千奈ちゃん死亡から2年 「ふとした時に涙、今でも悔しい」父親の苦悩続く

AI要約

牧之原市で送迎バスに置き去りにされた園児が死亡した事件から2年が経過し、遺族は悔しい気持ちが消えないとコメントしています。

バスを運転していた元園長には禁錮1年の実刑判決が言い渡され、事件を忘れることができないと父親が苦悩を語っています。

現在でも遺族や地域の人々が犠牲者の安らぎを祈り、事件の解決策についても懸念が示されています。

園バスに置き去りにされ重度の熱中症に…河本千奈ちゃん死亡から2年 「ふとした時に涙、今でも悔しい」父親の苦悩続く

静岡県牧之原市で送迎バスに置き去りにされた園児が死亡した事件から5日で2年、遺族は「悔しい気持ちは今も残っている」とコメントしています。

2022年9月5日、牧之原市の認定こども園、川崎幼稚園の送迎バスに、当時3歳だった河本千奈ちゃんが置き去りにされ、重度の熱中症で死亡しました。

事件から2年、千奈ちゃんが取り残された園の駐車場には、朝から花を手向ける人の姿がありました。献花に訪れた人は、「解決策なんてないと思うけどね、時間をかけてなるべく早く少しでも安らかになってほしいなと思います」と話しました。

この事件をめぐり2024年7月、当時バスを運転していた増田立義元園長は禁錮1年の実刑判決が言い渡されました。

千奈ちゃんの父親は「ふとした時に思い出し涙が出てきます。今でも悔しいし恨む気持ちは消えないんだろうなと思います」などと苦しい胸の内を明かしています。