JR東海「最善尽くしたが…お客さまに不便かけた」 東海道新幹線 台風10号から離れた場所で豪雨発生→計画運休などの判断難航

AI要約

台風10号の影響で、東海道新幹線は運転見合わせや計画運休が続き、利用客に不便が生じた。

JR東海は予測外の豪雨データを活用し、今後の台風対策を強化する意向。

豪雨による運転見合わせや計画運休が頻繁に発生し、過去最大の雨量記録を更新した。

JR東海「最善尽くしたが…お客さまに不便かけた」 東海道新幹線 台風10号から離れた場所で豪雨発生→計画運休などの判断難航

台風10号の影響で、計画運休や運転見合わせが続いた東海道新幹線。今後の対策は…

(JR東海 丹羽俊介社長)

「あらかじめ得られた情報をもとに最善を尽くしたが、結果として利用を予定していたお客さまには不便をかけた」

台風10号の影響で、東海道新幹線は8月29日の夕方から東京~新大阪間の全線で運転を取りやめました。

翌30日からは、名古屋~三島間での計画運休や一部区間での運転見合わせが続き、全線で運転を再開したのは9月1日の夜で、平常運転に戻ったのは2日の始発からでした。

JR東海は4日の会見で、台風の進路が当初の予報から変わったことや台風とは離れた場所で豪雨が発生したことで、計画運休や運転再開の判断が難航したと説明しました。

一時的な運転見合わせが頻発したのは、短時間に降った豪雨が主な原因で、24時間雨量は、複数の雨量計で過去最大を記録したということです。

(JR東海 丹羽俊介社長)

「我々がこれまで得られなかったような豪雨のデータが結果として得られた。これを有効に活用しなければいけないと思う」