川の堤防が約30メートル崩れる 土のう積み応急処置 三重・松阪氏で大雨被害

AI要約

台風10号が熱帯低気圧に変わりつつある中、東海地方で大気は依然不安定。

岐阜県池田町や大垣市では水害による被害が発生、作業や復旧が進められている。

また、三重県松阪市では堤防の崩壊があり、応急措置が行われている。

川の堤防が約30メートル崩れる 土のう積み応急処置 三重・松阪氏で大雨被害

台風10号はきょう正午頃熱帯低気圧に変わりました。しかし、東海地方などを中心に大気は依然不安定な状況が続いています。

きのう岐阜県池田町では2つの川の合流地点付近で氾濫し、すでに水は引いたものの周辺の畑や住宅には水が流れ込むなどの被害がありました。

池田町民

「(浸水で)シシトウもやられたし、キュウリもダメ。これは大豆だけど助かるかどうかはわからない」

また、池田町の隣、岐阜県大垣市では、きのう、内水氾濫が原因とみられる、浸水被害が相次ぎ、住民らが片付けなどの作業に追われていました。

住民

「ここまで(水が入ってきた)。きのうみんなが(片付けの)手伝いに来てくれた、消防の人も入ってもらって全部水を出した」

また、きのう三重県松阪市では川の堤防がおよそ30メートルにわたり崩れているのが見つかり、県が土のうを積むなど応急措置を行っています。