「家に帰るのも怖い」「オーマイガー」世田谷に箱根町に…相次いだ“ゲリラ豪雨” 「台風10号」影響で関東にも“湿った空気”流れ込む
関東地方で台風10号によるゲリラ豪雨が相次ぎ、大雨警報が発令されている状況。
観光客たちは雨宿りしながら、ニュージーランド、イタリア、カナダからのコメントを述べている。
九州北部を進んでいる台風10号の影響で、各地で暴風や大雨による被害が出ており、警戒が必要な状況。
台風10号によって湿った空気が遠く離れた関東にも流れ込み、各地でゲリラ豪雨が相次いだ。
29日午後4時半ごろの東京・世田谷区の様子。
冠水して、あふれた水で川と化した道路では、車が通った後に道路脇に波が打ち寄せ行き場を失っていた。
九州北部をゆっくりと進んでいる台風10号。湿った空気は、遠く離れた関東にも流れ込み、ゲリラ豪雨が相次いでいる。
神奈川・箱根町では、昼過ぎから土砂降りになった。
建物脇の排水口からは、処理の限界を超えて、水が噴出。
外国人観光客たちは、あちらこちらで雨宿りしていた。
ニュージーランドからの観光客:
土砂降りね。ニュージーランドみたい。
イタリアからの観光客:
このあと京都や大阪に行くから、もう雨は勘弁してほしいよ。
カナダからの観光客:
ーー台風が来るが?
オーマイガーここに? オーマイガーとても怖いわ。
気象庁は、東京でも明日30日にかけて警報級の大雨が降る可能性があるとして、警戒を呼びかけている。
神奈川・小田原駅の西口付近ではアンダーパスが冠水し、車が水しぶきをあげながら走行している。なかには、前に進めなくなった様子の車も見られ、他の車は次々と引き返していた。
住宅地の階段や坂はまるで滝のようになり、足をとられる恐れもある危険な状態となっていた。
近隣住民:
体験したことない雨。怖い、家に帰るのも怖い。
29日朝に鹿児島県に上陸した台風10号は、九州を北上していて、今後スピードを落としながら列島を縦断する可能性がある。
既に各地で暴風や大雨による被害が出ていて、広い範囲で厳重な警戒が必要だ。
(「イット!」 8月29日放送より)