富士山の軽装登山者を写真で再現 局員に聞き取り、日本郵政が公開

AI要約

富士山頂の郵便局で働く局員が目撃した軽装登山者をファッションショーのように再現した写真が公開された。

局員は危険な登山を防ぐために可視化を試み、インパクトのあるポーズを求めた。

山頂郵便局は毎年7月10日から8月20日ごろまで開設され、数日おきの交代制で常時3人が勤務している。

 半ズボン、サンダル、折り畳み傘…。「富士山頂郵便局」で働く局員が実際に目撃した軽装登山者をファッションショーのように再現した写真9枚を、日本郵政がウェブサイト「JP CAST」で公開した。担当者は「可視化することで、危険な登山を防ぎたいと考えた。インパクトのあるポーズにこだわった」と語る。今夏の開山期間は9月10日まで。

 山頂郵便局は例年7月10日から8月20日ごろまで開設。郵便物の引き受けの他、風景印の押印や登山証明書の販売などを行う。数日おきの交代制で常時3人が勤務する。写真は昨夏勤務した局員に聞き取り、撮影した。

 「富士山頂が南国リゾートだと思ってる人」と題された1枚に写っているのは、タンクトップと半ズボンを着てカメラ目線で前髪をかき上げる男性モデル。「太陽に一番近いから、こんがり焼けると思ってた」とのせりふが添えられている。

 他にも、スニーカーにジャージーの「近所のコンビニにいくノリでご来光を拝みに来た人」など目を疑うような写真が並ぶ。