【台風10号】雨と風のピーク 九州南部はきょうから明後日にかけて 東日本は週末から来週明けにかけて大荒れの天気のおそれ

AI要約

台風10号が九州に接近、上陸するおそれが高まっており、非常に強い暴風、高波、高潮、大雨が予想されています。

九州南部では線状降水帯が発生し、大雨災害の危険度が急激に高まるおそれがあります。台風の特徴として、荒天が長引く可能性もあります。

九州を中心に雨と風のピークが予想され、特に九州南部や奄美では瞬間風速が70メートルを超える強風が吹く見込みです。

【台風10号】雨と風のピーク 九州南部はきょうから明後日にかけて 東日本は週末から来週明けにかけて大荒れの天気のおそれ

【史上最強クラスの台風接近、上陸のおそれ】

台風10号は非常に強い勢力であすにかけて九州に接近、上陸するおそれが高まっています。台風の勢力が非常に強い状態で接近するため、九州ではこれまでに経験したことのないような暴風、高波、高潮、記録的な大雨になるおそれがあります。

西日本と奄美ではあすにかけて線状降水帯が発生し、大雨災害の危険度が急激に高まるおそれあるでしょう。また、この台風の特徴として、上空の風が弱く、動きがゆっくりなため、荒天が長引きそうです。

【台風による雨と風のピーク】

九州南部はきょうからあさってにかけて、福岡県ではあさって、高知県、広島県ではあさってから土曜日にかけてが大雨と暴風のピークになるでしょう。台風の進路が定まっていないため、東日本は台風の進路によっては、週末から来週明けにかけて大荒れの天気になるおそれがありそうです。

【予想最大瞬間風速】

◆きょう

四国:25メートル

九州北部:30メートル

九州南部、奄美:70メートル

◆あす

中国:25メートル

四国:35メートル

九州北部:55メートル

九州南部、奄美:70メートル

九州では一部の家屋が倒壊したり、車が横転、電柱が折れるほどの猛烈な風が吹くでしょう。

【24時間予想降水量】

◆あす昼にかけて

東海:250ミリ

近畿:150ミリ

四国、九州北部:300ミリ

九州南部:600ミリ

奄美:250ミリ

◆あす昼からあさって昼にかけて

東海:300ミリ

近畿:200ミリ

中国:150ミリ

四国:400ミリ

九州北部:500ミリ

九州南部:600ミリ

その後も雨量はさらに増えて、九州では総雨量が1000ミリを超えるおそれもありそうです。平年の8月1か月分雨量の5倍もの雨が数日で降る予想なので、土砂災害や川の氾濫などに最大級の警戒をお願いします。