上皇ご夫妻、思い出のテニスコートに ベンチに座り、プレー見学 長野・軽井沢

AI要約

上皇ご夫妻が軽井沢会テニスコートを訪問し、会員らにあいさつを交わしてプレーを楽しんだ。

上皇さまはプレーを楽しんでおり、皆に感謝の気持ちを伝えられた。

1957年に出会いを果たし、結婚したコートに再訪。会員らも大変喜んでいた。

 長野県軽井沢町で静養中の上皇ご夫妻は27日、結婚前の出会いの場所となった軽井沢会テニスコートを訪問された。

 

 ご夫妻は午前11時前に車で到着し、出迎えた会員ら一人一人にあいさつ。建物の中を手をつないで歩き、ベンチに座ってプレーを熱心に見学した。コートには約30分間滞在した。

 案内した軽井沢会テニス部副委員長の有村博之さん(67)によると、上皇さまは「いいプレーですね」などと感想を述べ、旧知の94歳男性のプレーには「お元気ですね」と話した。この日は約100人の会員がご夫妻を歓迎した。

 有村さんは「今年もお越しいただいて本当に光栄で、会員の皆さんも大変喜んでいた。とても思い出のあるコートだと思うので、また来年もお越しいただけると大変うれしい」と話した。

 ご夫妻は1957年8月、このコートで出会い、59年4月に結婚。昨年もコロナ禍を経て4年ぶりに訪れた。