猛暑日連続39日、国内最長 太宰府、岡山の記録抜く

AI要約

福岡県太宰府市で猛暑日が続き、国内最長記録を更新している。

九州北部地方では雨が少なく、気温の高い状況が続いている。

熱中症への警戒が必要な状況であり、今後も気温の高い日が続く見込み。

猛暑日連続39日、国内最長 太宰府、岡山の記録抜く

 最高気温が35度以上の「猛暑日」が福岡県太宰府市で続き、国内最長記録を更新し続けている。26日も午後1時半ごろに36.8度に達するなどし、39日連続となった。これまでの最長は2020年8~9月の岡山県高梁市での24日間。福岡管区気象台は「一帯が暖かい空気に覆われ、強い日射の影響で高温になっている」などと分析、熱中症への警戒を呼びかけている。

 同気象台によると、九州北部地方では8月中旬まで、雨をもたらす低気圧や台風の接近が少なかった。このため降水量は平年を大幅に下回り、日照時間も増えた。福岡市でも今夏は猛暑日が頻発していた。

 九州北部では8月末まで平年より気温の高い状況が続く見通し。